ものづくりに
関する取組
製造
半田第一工場(シップ薬製造)
第一工場では医療用、一般用医薬品のシップ薬を製造しています。
全国の病院、調剤薬局、ドラッグストア、また海外の薬店等で手に取って頂けます。
シップ薬とは
シップ薬の特徴は水分を含んだ貼付剤であることです。
水分が揮発することで熱を奪い、炎症により発熱している患部を冷やすことで痛みを軽減します。
また、患部に直接浸透し全身に作用しないため、比較的副作用が少ない製剤です。
医薬品の製造体制
タカミツではお客様のニーズが多様化する中、有効成分や包装規格などを幅広く製造できる体制を整えています。
現在では、シップ薬や塗り薬などの商品を100品目以上製造販売しています。
第二工場(塗布剤製造)
第二工場では主に外用消炎鎮痛塗布剤(液剤、ゲル剤)を製造しています。
液剤・ゲル剤は広範囲に使用することができ、携帯性に優れる製剤です。シップ薬と同様全国のドラッグストアや東南アジアを中心とする海外に展開しています。
医薬品製造の留意点
医薬品は正しい用法・用量で使用したとしても、製造段階で配合ミスや衛生管理に問題があれば、人体に有害事象を引き起こす危険性があります。
そのため医薬品の開発、製造から販売、流通に至る各プロセスでGMP基準が設けられています。
タカミツではGMP基準に乗っ取り、安心安全な製品を製造できるよう取り組んでおります。
研究開発
概要
医薬品においては、信頼性を保証するため開発プロセスにおいても厳格に管理されています。有効性と安全性を両立した製剤開発をするため、開始から承認まで数年を要する場合もあります。
その中、開発初期段階からお客様へ最適な医薬品を提供できるよう規格設定・処方検討・分析・試作などを行っています。
パップ剤の開発
タカミツ研究開発部はお客様のQOL(生活の質)を向上させるため、主に医薬品のパップ剤を中心に研究開発を続けてきました。
タカミツが長年培ってきたパップ剤の製剤技術、分析技術を活かし、様々な製品の研究と開発に取り組んでいます。
塗布剤の開発
タカミツではパップ剤のみならず、お客様の多様化するニーズに対応するため、外用消炎鎮痛塗布剤(液剤・ゲル剤)の処方検討、開発を行っています。
取り扱う有効成分によって安定性や物性が大きく異なる場合があり、何度も試行錯誤しながら処方開発しています。
技術向上
上市後の商品においても現状の品質に満足することなく、有効性・安全性・コスト面など、あらゆる方面から改良の余地を探し更なる改善を目指します。